山形旅② 馬見ヶ崎桜ライン

ホテルにチェックインして仮眠をとる。
うっかり爆睡しないようにタイマーは必須。
小一時間寝たかな、日が傾き始める頃にバスに乗る。

夕焼けを眺めながら20分ほど、馬見ヶ崎川沿いにある馬見ヶ崎さくらラインに到着。

ライトアップが始まる直前に到着できた。
暮れ行く空に満開の桜が白く浮かび上がる。

夕日は山際に沈み、空が淡いオレンジに染まる。
日没直後のこの時間、目に映るすべてが物語のようでドキドキする。

この日は今年一番の見ごろの週末ということで、たくさんに人が来ていた。
車は大渋滞だけど、人はそこまでぎゅうぎゅうにならないので、東京と違ってゆっくり見れるね。

ほどなくして、夜に桜がパッと浮かび上がった。
ライトアップスタート。

反対側の川岸はお祭りの提灯に照らされて、妖艶な紅色の桜に。

毎年のようにどこかの桜を見に行く。
家族でお花見に行った子供のころ、友人と桜祭りに行った学生時代、桜の下で宴会というベタなことをやった二十歳過ぎ、主人とデートで行った樹齢百年以上の枝垂れ桜。

お花見じゃなくても、毎年春には桜を眺める。
小学校の入学式は満開の桜の下で写真を撮った。激務だった頃は、深夜の帰り道の夜桜の下コーヒー片手に一人花見した。コロナ禍では花見禁止のロープが張られた近所の桜並木を見上げながら歩いた。
通学路で、公園で、電車の車窓から、民家の庭先で。

毎年見ているのに飽きることはないし、3月になったら待ち遠しく桜前線を追う。
満開になると本当にうれしいし、散り際は切なくなる。
日本人のDNAに刻まれてるとかいうけど、科学的根拠はないのにね、他の花ではここまでにはならないのは不思議だなぁ。

なにはともあれ、今年もたくさん桜を愛でることができたことが嬉しい。
のんびりしたいのはやまやまだが、市街地方面に向かうバスの時間の都合上、1時間程度で切り上げる。

駅前に戻ったら、今宵の一軒を探しに。
いくつか目星をつけておいたのだが、満席続き。
こういう時は、必殺立ち飲み屋!一人客が多いし、詰めれば入れると入れてくれることが多い。

目論見通り入れた!「立ち呑み 円」
冷蔵庫の日本酒品揃えもいい感じ。しかも500円均一。

まずは秀鳳から。

おつまみは牛肉の煮込み、これで400円って安すぎないか?
そしてお隣で飲んでいたおじさまが、牛肉に合うと進めてくれたのは「おしょうしなワイン」という赤ワイン。

ごちそうになっちゃいました。
一升瓶のワインをコップに注ぐ感じ、主人の故郷の山梨と似ていて親近感。
無濾過で少し濁り感があるからか、和食と相性が良いのだそう。

赤ワインで牛煮込みをいただいたら、またまた日本酒に戻って「旭鷹」。
有名銘柄「十四代」と同じ蔵が醸している地元向けラベル。
合わせていただいたのは蕗の薹の天ぷら。こちらも400円でした。
今年は山菜を食べそびれたので、ここで味わえてよかった!!

最後は「裏・雅山流」で。
この間も他のお客さんがギターを弾いたり、仙台から来ているという新婚さんのお話を聞いたり、楽しい時間だった。もう一軒行こうかと思っていたけど、だいぶのんびり飲んだので本日はハシゴなしで終了。いや、昼に一軒飲んでるからすでにハシゴかも?
ホテルに戻って翌日に備えた。