瀬戸内アート旅⑥ 豊島と犬島

2021年3月19日(金)
この日はまたまた宇部港からフェリーに乗って、豊島という島へ。

直島と同様に今はアートの島ですが、不法投棄で苦しんだ歴史も持つ島です。

アップダウンが激しいので、電動アシスト付きの自転車を借りて島を走る。

まずは豊島美術館へ。
右側の白い建物そのものが作品。

作品はたった一つだけど、ずーっと見ていられそうだ。
大自然の中だからこそ生まれた作品と感じた。

美術館以外にも、島にはいくつか野外にアート作品がある。

意味を想像するのも楽しい。
正解なんてないのだろうけど。

港にいた茶トラ三兄弟。
自転車を返し、小さな船で次の島へ向かう。
この日はどうしても船の時刻の関係で、ランチ抜きになってしまった。

午後は犬島へ。
目的は犬島精錬所所美術館。

精錬所としての稼働はたった10年。銅の暴落で閉鎖され、何年もそのままだった場所。

美術館の中は撮影禁止。
近代化への警鐘を、三島由紀夫と重ねたアートだった。
いろいろと考えさせられる造り。

精錬の過程でできる鉄とガラスを含んだ物質で作られたレンガの上を歩く。

朽ちた精錬所の向こうには瀬戸内の美しい海が。

どっぷりと便利に浸かって暮らしているから、何も偉そうなことは言えないけど、
思考停止しないようにだけはいたいと思った。

船までの時間、犬島の「家」プロジェクトも鑑賞
お庭ではミモザが満開。

「コンタクトレンズ」という作品。
無数のレンズが空と古民家を映す。

アートの中でお昼寝してたのかな。

午後の船で、宝伝港へ。そこからバスと電車を乗り継いで岡山駅へ戻り、
新幹線で帰京。

アートの島として有名な瀬戸内の島々。
実際に行って、話を聞くと、決してキレイなだけではない歴史があって、
その中で選択を積み重ね、コミュニケーションをとり続けた人々がいて。

コロナ禍になって、世界中でたくさんの断絶や崩壊を目の当たりにした今だから、感じられたこともあると思う。
またゆっくり行けたらいいな。