仕事を辞めた。10年以上勤めた会社だった。
大変なこともあったけど、本当にお世話になった。
就職氷河期に社会人になり、最初に勤めたブラック企業を1年半で辞め、派遣社員として働いていた私に、再度正社員としてキャリアを積むきっかけを作ってくれた。
嫌になったわけではないが、結婚を経て、コロナ禍となり働き方を見直そうと決めて退職した。
長いこといたおかげで、消化しきれていなかった有給がそれなりにあった。
こんなまとまったお休みが取れるの、次はいつになるか分からないから、旅に出たい!
こんなご時世でなければ、海外か離島にでも行きたいところだが、なんせコロナ禍真っ只中。
海外渡航は難しいし、国内でもあまりに田舎だと東京からの訪問は怖がられそう。
悩んで決めた行先は瀬戸内海。アートに触れる旅だったら、マスクしたまま楽しめるからよいのではと思って。
旅の拠点は倉敷にして、島へは日帰りで渡り楽しむ形に決めた。
2021年3月16日(火)
東京駅から新幹線に乗り、岡山へ向かう。
旅の始まりは駅弁から。周りはほぼ出張と思わしきスーツ姿の方々。
その中で朝から缶ビールをプシュッと。無職万歳!!


おつまみと小腹を満たすに程よいお寿司。
つまんで飲んで〆て、ひと眠り。
気が付けばあっという間に関西を抜けて中国地方へ。
岡山駅で乗り換え、倉敷駅に到着。
今回の拠点はビジネスホテル、ドーミーイン倉敷。
チェックインはまだだけど、いったん荷物を預けられたので身軽になった!
倉敷の中でも観光地の中心となっているのが美観地区。
白壁の蔵屋敷や、なまこ壁、倉敷川沿いの柳並木など、伝統的な景観が楽しめる町並み保存地区だ。
最初の目的地は「大原美術館」
近代美術中心に国内・国外の作品が所蔵されている。
すごく広いわけではないけれど、建物自体も趣があって素敵。
岸田劉生の「童女舞姿」や、セザンヌの「水浴」、モネの「睡蓮」などが有名絵画がゆったりと楽しめた。
特に「睡蓮」はこの旅の中で堪能したかった作品群の一つ。翌日にも別の美術館で鑑賞予定だが、はじまりは大原美術館の「睡蓮」だ。

美術館を楽しんだ後は町を散策。

歴史を感じる建物が続く。
中のお店は結構モダンなお店も多い。

実は結構新しい建物も多いそうだが、景観が守られている。

路地裏の雰囲気が好きだ。

まもなく咲きそうな気配。

早咲きの桜はもう咲いている。

どこを見ても絵になる。

阿知神社へ。
旅の初日は地元の神社へ参拝することが多い。
ここへ来られたことへの感謝と、道中の無事を祈る。

石段を上り、振り返る。
続く瓦屋根が美しい。
お参りを終え、ランチに海鮮丼をいただき(写真撮り忘れた)、ちょっとだけ女子っぽいお店へ。

岡山といえばフルーツ、ということで倉敷桃子で、せとかのパフェ。
季節のフルーツをふんだんに使ったパフェは、瑞々しくていくらでも食べれそう。
カップルや女性グループに囲まれて、アラフォー一人で堪能した。
この後も美観地区内のお店を覗いたり、写真を撮ったりまったりお散歩して、
いったんホテルにチェックイン。
一息ついたら、今夜の一献の場所を探しましょう。
