福岡・長崎島旅① 博多で食い倒れ

今年も遅めの夏季休暇をいただき、一人旅へ行ってきた。
3泊4日、主に長崎の島を巡る旅。

2015年9月9日(水)

台風が近づいている、との予報通り朝から雨。
ザックに登山用の雨カバーをかけ、自宅を出る。
風はそんなに強くないから、飛行機は飛ぶだろう。

成田空港へ着くと、思ったよりは雨も強くない。
羽田ではなく成田から飛ぶのは、LCCがびっくりするほど安かったから。
ド派手なピンクの機体、peachで博多へ。
高度を上げるときに少し揺れたことと、到着時刻が20分ほど遅れた程度で、大きな影響はなく福岡空港へ到着。
博多も小雨が降っていた。

お昼には少し早かったので、博多駅の駅ビルで、到着の1杯を。

住吉酒販。地元の酒屋さんが駅ビル店の奥で角打ちを展開している。

福岡のお酒がよかったのでまずは庭のうぐいす。
寿限無という地元の好適米を使ったお酒。すっきりした香りの後ろ側にふわりと米の甘さが感じられる。午前中から飲んでもいい感じ。

ここではお会計を花札で勘定。最初に10枚渡され、頼んだものにより2枚だったり3枚だったりをスタッフが回収。最後に残った枚数を引いてお会計。
「菊に青タン」と「菊に盃」が揃うと1杯サービスだそう。残念ながら揃いませんでした。

次は東一の純米大吟醸と、同じく東一の酒粕を使ったバターサンドのマリアージュ。
バターサンドと言っても全く重たくない。酒粕の香りはあまり強くないけど、大吟醸と合わせると、とたんにその存在感を示す。

これ。お土産に買って帰りたい・・と思ったけど要冷蔵だし、諦める。
まだ旅は始まったばかりだ。

そろそろお昼の時間だ。博多といえばやっぱりラーメンかな。
事前に友人からお勧めされた豚骨ラーメンの「shinshin」へ。

まったく臭みがなく、たっぷりの青葱のおかげかくどさも感じず、スープまで飲み干した。
お店を出たら、入店待ちの列ができていた。

博多から地下鉄で2駅。

スピッツファンにはお馴染み(?)の「天神駅の改札口」
普通の地下鉄の改札。きっと周りの人は何で写真撮ってるんだろうと思ったことだろう。

天神で乗り換えて、大宰府へ。

駅の案内板にも梅の絵が。

ロータリーのタイル。シックで可愛い。

参道にはたくさんの梅が枝餅のお店が。
どこがいいのか分からないので、焼き方のおじさんと目が合ったこちらで購入。

焼きたての梅が枝餅。初めて食べた。
外皮がパリッと香ばしく、お餅は温かくて柔らか。梅の香りの餡は少し甘めで、お茶と一緒にいただくと止まらなくなりそうだ。

参道を抜けて太宰府天満宮へ。

冬は受験生で込み合うそうだけど、こんな9月の雨の日はそうでもなく。

ゆったりとお参りできた。

もっと大きいところを想像していたので少し拍子抜けしたけど。

牛の頭をなでなで。願ったのはなんでしょう。

すぐ近くに九州国立博物館があると聞き、向かう。

なぜかここだけスペーシーなエスカレーター。

中の展示まで見る時間はないので、外観だけ。
壁面のガラスに周囲の山並みが映りこんでキレイ。

参道へ戻る。スターバックスのファサードがあまりにかっこよくて思わず1枚。
雨足が強くなってきたので、天神へ戻る。

福岡のお酒のみを扱っている福蔵(ふっくら)へ、昼下がりの1杯をいただきに。
ガラス張りのバルのような雰囲気。

香りの華やかなものを2種類飲む前提で、とオーダー。
1杯目は三井の寿「電光石火」
レトロな感じのラベル。口に含むとパッと香りが立つけど、するすると飲めちゃうねこれは。

おつまみはアボカド塩昆布。和にも洋にも合いそうな一品。

2杯目は山の壽「BaSaRa」
ラベルに違わず、華麗なお酒でした。
女性店主とラーメンの話などで盛り上がり、小一時間ほど。

酔い覚ましに天神界隈を少し歩く。

中州の肝臓もウコンに支えられているのか。

そして夕食へ。モツ鍋って1人前では頼めないよね、と思っていたらこんなお店があると教えてもらった、1人専用モツ鍋屋さん。
カウンターの前に1席に1つずつカセットコンロがあり、1人前のモツ鍋を作ってくれる。

ちゃんぽん麺も入っているので、しっかり満足。
ガッツリ行きたければ、モツや具材の追加、麺の替え玉もできる。
私はこのあとまだまだはしごする予定だったので、ここはお代わりなしで。

次に向かったのは、旭軒。

焼き餃子・水餃子・手羽先のみの潔いお店。

ビールと餃子の黄金コンビで!
1口サイズの餃子は薄い皮がカリカリで、ビールが進む進む!

ビールの炭酸で少しお腹が膨れたので、暮れてきた川沿いを歩く。

川に映るネオンの光。降り続く雨の中、しっとりとした町並みを楽しんだ。

友人から教えてもらったスタンディングのワインバルへ行ってみるも、今夜はイベント営業とのことだったのでサラリと1杯だけいただいて移動。

佐賀のお酒を扱うお店、「さが蔵」へ。お昼に行った福蔵と同じオーナーさんのお店だとか。
今回の旅程には佐賀県は入っていないのだけど、いつか行きたい場所のひとつ。

鍋島の本丸。あまり県外には出回っていないそうで。

南蛮漬け、カツオのたたき、炙り明太子。
お通しの美味しいお店は大体何食べても美味しいと思う。

可愛らしいラベルに惹かれて、たけのその「パンダフェスティバル」を飲み比べ。
夏酒は軽快な味わい。

秋あがりは少し温度が上がったほうが落ち着いた香りが楽しめる。

アテにクリームチーズの酒盗のせ。

最後は燗酒。

万齢を、お燗で。温める前のものも試させてもらう。
サービスでBY(醸造年度)違いも飲ませていただいた。
ゆっくり、のんびり天神の夜が更けるのを、ほんの入り口だけ楽しんだ。

さて、そろそろ〆ようか。

程近くのラーメン、青唐豚骨の鳳凛へ。

普通に1杯も入るけど、このあとすぐに乗り物へ乗ることを考慮してミニサイズ。
青唐辛子のさわやかな辛さと、細麺に絡みつく濃厚な豚骨スープがたまらない!
ごちそうさまでした。

埠頭へ向かうバスに乗る。
半日間で、日本酒2杯、豚骨ラーメン、梅が枝餅、日本酒2杯、モツ鍋、餃子&ビール、ワイン、日本酒4杯、豚骨ラーメン・・・。カロリーのことを考えるのはやめにしよう。

程なくして博多港へ到着。
大きなフェリー「太古丸」に乗船、2等のザコ寝部屋へ。
船員さん曰く「今日は海上が時化ています。かなり揺れることが予想されます」とな。

さてさて、長崎まで8時間の夜行船の旅。
23時に汽笛が鳴って出航した。