京都旅⑤ これからの旅

2020年10月4日(日)
3日目もホテルのビュッフェでスタート。

昨日が和食系だったので、今日は洋食系で。

もちろんデザートもいただく。

本日は1日目に途中までしか行けなかった伏見稲荷大社へ

真っ暗な中で見たときは怖かった千本鳥居も、朝の光の中では美しい。

鳥居の土台(?)の上でくつろいでいた黒猫。
時間が押していたので、結局この日も頂上までは行けなかったけど、気分的にはリベンジを果たしたので、予定のお寺へ。

東福寺。
ここのお庭は時間をかけてゆっくり見たかったのです。

京都の寺院の庭園としては比較的新しく、
昭和時代に作庭家の重森三玲によって作られた「八相の庭」。

細長い石が縦横に使われた、龍安寺とはまた異なる枯山水や、

砂利と緑の市松模様。

苔と石の市松模様は規則的だったのが、奥に行くに従い徐々に散らばっていく。

こちらは石柱が7本あり、配置が北斗七星を表しているんだとか。
昭和時代だっただけあって、作庭の様子のドキュメンタリーがあり、放映されていたので見入ってしまった。
京都のお寺のお庭としてはかなりモダンで、アバンギャルドにも見えるけれども、作庭に使われている素材はすべてリサイクルなのだとか。

東福寺を後にして、鴨川方面へ。
川の真ん中に三角州があり、そこへ飛び石で渡ることができる、鴨川デルタへやってきた。

この日は曇り空だったけど、河川敷で走り回る子どもたちや、サイクリングやお散歩を楽しむ人たちが。
川を眺めながら仲睦まじいカップルの姿もあった。

飛び石はところどころ、亀の形をしていて可愛らしい。
そして意外と石と石との距離が空いている。

3月から半年以上、緊急事態宣言が繰り返されてきて、
まだまだいろいろな規制の中での旅だった。
しばらくはこんな旅がつづくのだろうか。

鴨川から少し歩いて、職場の後輩に教えてもらった金平糖屋さん「緑壽庵」へ。
ここは昔ながらの製法で金平糖を作っているのだそう。
定番の他に季節のフレーバーもいろいろあって目移りする。
お土産を買ったら、最後は錦市場の方へ。

アーケードの商店街をぶらりとしながら、ランチのお店を探す。
入ったのは「いけまさ亭」というお店。八百屋さんがやっているそうだ。

月替わりの定食をいただきました。
今月は松茸ご飯と季節のかき揚げ、炊き合わせ、松茸のお吸い物、しば漬け。
かき揚げボリューミーだし、ご飯お替り自由と言われてびっくり!だってマツタケご飯だよ!?もちろんお替りしましたとも。

炊き合わせのお野菜に施された、飾り切りも美しい。
お腹も満足して、最後は京都駅で一杯。

銘柄忘れてしまったけど、日本酒をサクッといただいて、新幹線で帰ってきました。


コロナ禍になって、初めての旅。
観光客であふれていたはずの場所が、閑散としていて。

こんなにゆっくり見られるなんてきっと最初で最後だ!という気持ちと、
この状態が続いたら、観光業は続けていけるのだろうか・・という気持ちが、
ないまぜになった旅になった。

マスクの着用や、アクリル板で仕切られた飲食店のカウンター、
ホテルのビュッフェはビニール手袋をつけて、などなど各施設が安全対策を講じながらも、
どこから来たの?と聞かれたときに、「東京」と答えることに少し申し訳なさを感じていたのも事実。

旅が、日本中を気兼ねなく旅できる日々が
戻ってくるまで何とか、皆で乗り越えられますように。