熊本・宮崎旅② 活火山 阿蘇中岳

2023年7月28日(金)
市街地から電車で約1時間、肥後本線で阿蘇へ向かう。
途中までは会社員や学生さんも多い車内は、徐々に観光客だけになっていく。
肥後大津で乗り換えたのは1両編成の小さな車両。

自然豊かな景色の中を進んでいく。

途中、立野駅から赤水駅の間では、2回スイッチバックして急斜面を登っていく。

阿蘇駅に到着。市内よりは幾分か気温も湿度も低く、気持ちよい。

山の稜線が綺麗。
ここからバスで30分ほどの「阿蘇山上ターミナル」でさらにバスを乗り継ぎ火口見学へと向かう。
一般的に阿蘇山と呼ばれている山は、実際は5つの山の総称だそう。
中でも中岳は現在も活動を続けている活火山だ。火山活動が活発になってくると安全のため火口には近づけなくなる。
火山活動が活発だった昨年の11月ごろまで、見学は規制されていたそうだ。
またいつ見学が規制されるか分からないので、ちょっと無理やりなスケジュールだけど火山口だけでも見たいと思って来た。

火口近くにはこのような注意書きがあちこちに。
放送でも同じ内容を繰り返し伝えており、安全に気を付けながらの見学となる。

万が一、急に火山活動が活発化した際に、一時的に逃げ込むためのシェルター。
このシェルターの間を登っていくと、火山口だ。

大きくえぐれた岩肌の向こうから立ち上る水蒸気。
火山活動が続いていることを実感する。

縦に並んだ地層のように見えるこれは、アグルチネートというそうだ。
溶岩と似ているが、噴火の際に火口付近に堆積したマグマのしぶきが高温でくっついてできるのだとか。
奥の方に見えている段状の地形も、高さの異なるアグルチネートが何層にもなっているものだそう。

こんな高さまでマグマのしぶきが上がるのか。
ひとたび噴火したら、人間なんてひとたまりもない。
想像をはるかに超えるスケールで、その大きさにただただ圧倒された。

火口付近は硫黄のような香りも漂っていて、長時間いると気分が悪くなるケースもあるのだそう。乗って来たバスが40分くらいで戻るので、それに乗ってターミナルへと戻る。

バスの乗り継ぎ待ちに、飲むヨーグルトで休憩。
コクがあって美味しい!

草千里、というエリアでは乗馬もできるそうだ。
気持ちよさそうだなぁ。

熊本名物の赤牛も、このあたりでの飼育が盛んだとか。
広々とした草原で草を食んでいた。

阿蘇駅前まで戻ってきて、乗り継ぎたいバスまで約1時間。
駅からすぐにある「道の駅 阿蘇」に行ってみた。
ここではお店で購入したものをイートインできるスペースがある。
ちょうどよいので、こちらでランチにすることに。

3種の赤牛牛丼。
赤牛の炭火焼、ローストビーフ、しぐれ煮が豪華にのったお弁当。
先ほどバスの中から眺めた、赤牛たちに思いを馳せながらいただく。

デザートに、いきなり団子もいただく。
いきなり団子は熊本の郷土菓子で、蒸したさつまいもとあんこが入っている。
おやつと軽食の間くらいの存在かな。
素朴で優しいお味でした。

バス停に向かおうとしたら、阿蘇駅になんだかすごい列車が止まっているのを発見。

超高級観光列車、ななつぼし。
いつかはこういう列車で優雅な旅をしてみたい。
そんな経済的・時間的余裕を手に入れるためにも、お仕事頑張る・・もしくは宝くじとか当たらないかなぁ。
そんな妄想やら決意やらをふわふわと浮かべながら、バスへ乗車。
途中下車した停留所で別の高速バスに乗り継ぎ、宮崎県へむかった。