箱根旅① 小田急線で現実逃避

誰が悪いわけでもないけど、もやもやすることがあった。
プライベートならさっさと逃げてしまうけど、仕事だとそうもいかず。
できるだけ淡々と日々の業務をこなすように努めていると、自分の中で何かがすり減っていくような心持になる。

そんな時は旅に出るに限る。
ちょうど夏季休暇がとれるタイミング、1日の休暇に午後半休をくっつけて近場へ。

2024年7月23日(火)
午前中で仕事を終えたら、普段使いの大きめのトートバッグに着替えとメイク道具のポーチを追加して、新宿駅へ。
JRの駅ナカに最近できた「EATo LUMINE」でランチを調達。
ちょっと贅沢に海鮮ちらしと、神戸屋コロッケで揚げ物をテイクアウト。
ついでに成城石井でビールとお茶も購入。

14時新宿発のロマンスカーに乗車。
小田急線沿線で育った私にとって、ロマンスカーは新幹線より身近な乗り物。

発車するのを待って、先ほどの戦利品を広げる。
平日のお昼ということもあって車内は空いている。お隣に人がいなかったので、遠慮なく飲める。
揚げ物は、しそササミカツ梅ソース、夏季限定のトウモロコシゴールドラッシュのコロッケ。
缶ビールは埼玉川越のブルワリーのコエドビール。成城石井EATo LUMINE限定の「Our Time(Hoppy Wheat Ale)。軽やかな飲み口が、フライとよく合う。
ちらしは立食い鮨「すし横」で購入。ネタがつまみになるし、最後は酢飯と一緒にいただいて締めにちょうどいい。

車窓は新宿のビル群から、成城の高級住宅街を抜けていく。
多摩川を渡ると空が広くなる。
私が育った町の住宅街を抜けて、神奈川県へ。
徐々に畑が広がり、やがて緑が濃くなっていく。
酒匂川沿いを海へ向かって小田原へ、さらには山の方へ。

終着駅、箱根湯本に到着。1時間半でここまで車窓の変化が楽しめるのは素晴らしい。
改札を出て、駅前の商店街を通り抜け、早川を渡る。

東京と大して気温は変わらないのだけど、開けているだけで少し涼しく感じる。

川の流れる音と、蝉の声で子供のころの夏休み初日のワクワク感を思い出す。

川沿いには旅館が立ち並んでいる。
その中の1軒、今回お世話になる「月の宿 沙ら」に到着。
16時前にチェックイン。

一人には贅沢すぎるくらいの広さ、しかも客室露天風呂付。
今回は何にもしない、と決めてきた。
ただ美味しいもの食べて温泉に浸かってゴロゴロするだけの旅だ。

一息ついたら館内着に着替えて、大浴場へ。
この時点でメイクも落として、コンタクトレンズも外して完全くつろぎ体制になる。
温泉とミストサウナを楽しんで、お部屋に戻ってきたら、ドリンクバーへ。

こちらの宿はビジネスホテルで有名なドーミーインの系列。旅館とビジネスホテルのいいとこどりな感じだ。ロビーにウェルカムドリンクがある宿は多いが、ここはチェックインの時間帯だけではなく、宿泊者は24時間利用できるドリンクバーがある。
しかもドリンクバーにはアルコールも入っている。

こんな感じでソフトドリンクのマシンの横にリキュールやウイスキー、ジンなどのハードリカーもあって、自分で割って飲める。
さらに左側にはビールサーバーもあった!
ロマンスカーでビール飲んできたし、この後の夕食もあるので、ここは薄めのハイボールをつくって部屋へ。

ドリンクバーのところにはプラカップが用意してあるけど、部屋にはちゃんとグラスがあるので入れ替えれば充実のアーリーバータイム。
部屋からアイスペールを持っていけば、氷も持ってこれる。

温泉で火照った体を冷やしながら、のんびり過ごす。
旅のお供に持ってきた文庫本をめくりながら、夕食までの贅沢な時間。

今回はカメラもPCも持たず来た、スマホも写真撮影くらい。
主人とLINEしたりはしたけど、SNSも開かず、軽めのデジタルデトックスかも。

19時45分、食事処へ向かう。いよいよお楽しみの夕食だ。