出雲旅④ 日本一の庭園

2023年9月11日(月)

朝5時ごろに目が覚める。
大浴場でさっぱりして、サウナ→水風呂→外気浴を3セット。
ここの水風呂、上から水シャワーが出るようになっているので、頭から爪先まで一気に冷やせる。
お風呂上がりの乳酸菌飲料を、腰に手を当て一気飲みしたら。
お待ちかねの朝ごはん。

ビュッフェって、なぜか取り過ぎてしまう。
せっかくの出雲だからと昨日も食べたのに割子蕎麦や赤天も。
朝から天ぷらにも手を出す。

2周目は海鮮丼、シジミ汁もいただく。

洋食も少しは食べたくて3周目。
島根ワイナリーの山ぶどうジュースがめっちゃ美味しい!お替りした。

そして写真を撮り忘れたのだが4周目でスイーツ&コーヒーもいただきました。
朝からよく食べた!

本日の目的地は足立美術館。
松江駅から電車で安来駅まで行くと、そこから美術館までは無料のシャトルバスが運行している。バスに揺られて20分ほど、田んぼに囲まれた場所にある美術館に到着。

横山大観をはじめとした日本画の所蔵作品も素晴らしい美術館だが、さらに有名なのは日本庭園なのかもしれない。
アメリカの日本庭園専門誌で20年連続日本一になっているという。
専属の庭師たちが丹精込めて世話している庭園はそれだけでも見る価値があると思う。

生の額絵、建物の中から見ると窓で景色が切り取られる。
季節で、時間で変化するまさに生きている絵だ。
創設者の足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、91歳で亡くなるまで、庭造りに心血を注いだそうだ。

庭と奥の山々が調和していて、どこまでも庭園が広がっているような錯覚に陥る。

岩も砂も樹々も、全てに心配りがされており、どの位置・どの角度から見ても寸分の隙もなく美しい。
右奥の滝は、所蔵されている横山大観の絵画「那智乃瀧」にちなんで作られた人工の滝だそう。

この日は曇りだったのだけど、この一瞬だけ青空が見えた。
お庭だけで1時間以上見ていたような気がする。

もちろん展示も素晴らしく、撮影禁止なので自分の眼と脳と心に焼き付ける。
横山大観の日本画や、特別展「橋本関雪と榊原紫峰」の動物や花鳥の日本画もとても見応えがあった。
北大路魯山人の器も堪能して、ミュージアムショップを見て大満足。
となってから新館へ行くと、そこにも現代画家の日本画がたくさん。
日本画ってこんな表現もできるんだ!という驚きもたくさんあった。

油彩画とも水彩画とも違う美しさがあった。
趣味で絵を描く人間の端くれとして、ひたすら眼福。
とても贅沢な時間だった。

新館へ向かう階段にあった窓からの景色。
こんな細い窓で切り取っても、絵画のように見える。
創設者の方の想いを受け取れた気がして、なんだか嬉しかった。

東京からは気軽に来れる距離ではないけど、必ずまた来たいな。
帰りのシャトルバスに揺られて、旅もあと少し。
県境を越えて、鳥取県へ。