2025年6月21日(土)
今日もいいお天気。
少しのんびりめに起きて、チェックアウト。
梅田に向かい荷物をコインロッカーに預ける。
朝ごはんはどこ行こう。梅田は喫茶店もたくさんある。
少し地下街を歩いて、北新地の方へ。地図で見るとこの辺にいくつかレトロ喫茶があったはず。

喫茶「モクバ」
手前のサインはおしゃれだけど、奥の長方体のドシッとしたサインは貫禄があるね。

店内の雰囲気も落ち着いていていい感じ。
客層は老若男女まちまちだ。

ミックスサンドイッチとコーヒー。
具だくさんで美味しい。卵がゆで卵のマヨ和えではなく、玉子焼きタイプなのが関西には多いのかな。
今日は京阪電車に乗って北へ向かう。途中モノレールで乗り換えて着いた。
「万博公園駅」1970年開催の大阪万博の会場跡地です。

大阪万博といえば太陽の塔。
映像や写真ではなんども見てるけど、実物を見るのは初めて。
中の見学は予約制。予約した時間まで1時間ちょっとあるので、まずは記念館の方へ。

EXPO’70パビリオン。
当時の万博の様子が感じられる、資料館になっています。

各パビリオンの制服や

ポスターの色遣いは今見てもおしゃれ。
国の名前を見ると、ロシアではなくソ連だったり、チェコスロバキアがまだ分かれる前だったり。55年の間に色々変わったことも感じられる。

当時の家庭の応接間を再現したセットがあった。
家電にレースのカバーかかっていたり、台所との間のじゃらじゃらの暖簾とか、サスペンスでよく凶器になるガラス製の灰皿とか・・祖母の家で見たことあるかなってものもあるけど、知らないはずなのに懐かしいものもある。

こちらは茶の間のセット。
1970年は私が生まれる10年ちょっと前、このころはまだ畳の生活が一般的だったんだなぁ。

太陽の塔の初代の「顔」も展示されている。
素材の関係上紫外線で劣化してしまうため、今の顔はレプリカなのだとか。
塔の上に付いていると実感が難しいけど、こうやって見るとすごく大きい!

’70万博のジオラマもあった。

大きなイベントでは必ずある、ピクトグラム。
これも’70万博がきっかけでスタンダードになっていったんだって。
’25万博でも活躍しております。

’70万博を機に日本に広まった他にもたくさんあるんだね。
ヨーグルトや缶コーヒーといった、身近なものも多い。
一方、電気自動車みたいに2000年代になってから広まったものの原型がこの時に発表されていたりもしたんだ。
’25万博で展示された未来の技術も、何十年かしたら実際に使えるようになっていくのかも。
そう思うと長生きしたくなるね。
そして、新しくなっていく世の中を楽しめるような自分でいたいな。
思ったよりも展示が楽しくて見入っていたら、太陽の塔の予約の時間が迫ってきた。

急いで塔へ向かう。移動中に見えた’70万博のメインパビリオンの遺構の一部。
さっきジオラマで見たやつの実際のサイズ感に驚きつつ、塔の後ろ側の脇道から入口へ。

横から見ると、また印象変わるね。

見学予約したので、てっきり解説ツアーのようなものがあるかと思ったけど、
実際は最初に注意事項等の説明があり、後は自由に見てよいらしい。
地下は青い光の中に仮面や土偶。

そして「地底の太陽」が展示されている。
今展示されている「地底の太陽」はレプリカだそう。オリジナルは万博終了後に行方不明になってしまったのだとか・・高さ3m長さ11mもあるのに行方不明・・。
’70万博は日本で開催された初めての万博だったから、終わった後のことまで取り決めが間に合わなかったのかな。

地底の太陽の空間を抜けると今度は赤い光。
「生命の樹」がそびえる塔のメイン部分。
音楽もライティングも色彩も強いのに、なぜか落ち着く。

原生生物から始まり、海から陸へ、恐竜が栄えて滅び、哺乳類が誕生し・・

系統樹の一番先の細い枝に、猿人の姿が。
地球の歴史の中で、人間の歴史なんてほんの少しなのだ。

自分のちっぽけさを実感すると、そんな自分の悩みなんてさらに小さいものだなと思えて、
清々しい気持ちになる。

太陽の塔の腕の部分の内部。
もしかしたら人類が滅んだあとの未来なのかもしれない。

55年前にタイムトラベル気分で訪れた、万博公園。
気が付けば、古生代まで思いを飛ばしていた。

「生命の樹」を見学した後の帰りの階段では、太陽の塔の制作の解説が。
結構ムチャな納期のプロジェクトだったんだねぇ。

岡本太郎さんのコトバ。
ものすごい衝撃を与えたり、その後の価値観を一気に変えてしまうこともある芸術。
その力の大きさを知っていたから、世に放つことには覚悟がいるぞ。
私には、そういう意味に感じられた。

塔から出てきたら、2025年に自分が立っている。
すごく偶然で、奇跡的なことなのだよね。

感慨に浸りつつも電車で道頓堀へ。

大阪と言えば、やっぱり粉もん。

目の前で焼いてくれるのが嬉しい。
たとえ暑かろうが、鉄板の前が特等席だ。
焼かれている様子を肴にハイボール。最高!

ふわふわのお好み焼き。
美味しかったーー!!

梅田近くに戻って、お土産を買ったら、新幹線の時間までサク呑みします。
立ち呑み「庶民の味方」
その名の通り庶民の味方なお値段。

レモンチューハイ片手に

アテは小肌の酢締めと

こちらのお店の名物、牛たたき。
人気過ぎて、途中で売り切れていた。
2杯目からは黒霧島をロックで。

スパサラで〆て、なんと2,500円。
あ、黒霧島3杯(4杯だっけ?)飲んでます。
さすがは庶民の味方。
最後は食い倒れの街大阪を堪能してきました。
551蓬莱の肉まんの焼売買って、リクローおじさんのチーズケーキも買って、新幹線は爆睡して帰京。
次に日本で開催される万博がいつになるか分からないけど、長生きして次の万博も行くぞ!
人生に新たな目標が増えた、大阪旅でした。
