今年最後の旅は八丈島、の予定だった。
2ヶ月くらい前からフェリーと宿を予約し、どこに行こうか何を食べようかとあれこれ調べて楽しみにしていた。
1週間前に2つの台風が八丈島を直撃。
大きな被害が出てしまった。
島の半分くらいで断水が続いていて、とても観光どころではない状況になってしまった。
八丈島が復旧したら行くことにして、今回は行先を変更。
予約していたフェリーの便を変えて行ける、新島に行くことに。
2025年10月17日(金)
午前中で仕事を終えたら向かったのは浜松町

途中でのんびりランチしてたら夕方になってしまった。
船が出るのは夜なので、それまではこの辺で飲んでいきましょう。

東京タワーの近く、老舗のもつ焼き屋「秋田屋」さんへ。
16時台だけど、結構混んでいる。

焼き場の前の一角で立ち呑み。
ビールケースを重ねた上に板を置いたテーブル、舞い散る備長炭の灰。
秋の夕暮れの風の中、上着を着たままいただく一杯

ハイボールは有無を言わさず大ジョッキ
一人一本限定のたたき。軟骨がコリコリしていて甘すぎないタレとの相性も◎

レバーとタンもいただく。
弾力がしっかりあって、噛めば噛むほどじんわりと肉のうまみが味わえる。
サクッといただいたら、もう一軒立ち寄って軽く日本酒とおでん(写真忘れた)
酔い過ぎないうちに切り上げて、ターミナルの近くのカフェでのんびり。
出発前の待ち時間って、うずうずワクワクしてすごく好き。
乗船時刻が近づいたので、ターミナルへ。

途中コンビニで、飲み物と明日の朝食用のパン、そしてメイク落とし(忘れたことに気が付いた)を購入。
21時過ぎに乗船開始

さるびあ丸。東京の竹芝桟橋と、大島・利島・新島・式根島・神津島を結ぶ大型船で、1日1往復の定期便がある。

乗り込んだら、まずは自分のスペースへ。
今回は特2等(ギリギリだったので他に空きがなかった)、以前大島に行った時より、だいぶおしゃれになっている気がする。

こんな感じのコンパートメントになっている。
遮光カーテンで完全に区切られる。着替えもできるし、鍵付きのロッカーやコンセントも確保できるのが2等との違い。

船の中にはこんな撮影スポットも。

航路と到着予定時刻。
新島へは朝の8時半過ぎに着く予定。
出航待ちの時間帯だけど、ちょうど船内レストランが開くので混む前に向かう。

締めの一杯、ラーメンとビール。

たっぷり乗った島海苔が美味しい。
お腹が満たされ、体も温まったところでちょうど出航の時間。
甲板へ上がってみると、シートを敷いて宴会を始めている人たちがたくさん。
大学生くらいの人とか、おじさまのグループが多い。
夜風を浴びながらの宴会も気持ちよさそう。

東京の夜景を見ながら出航。

黄色い船体は橘丸。八丈島へ行くならこっちに乗る予定だった。
いまは復旧の工事関連の方々が多いのだろうか。心の中でそっとエールを送る。

東京タワーを後にして

レインボーブリッジをくぐり

新しいカメラで夜景を撮るのは初めてだけど、各段にぶれに強くて取りやすい。
感動しながら東京湾を進む。
夜景を楽しんだら、自分の席に戻る。
以前は東京湾を出るとスマホの電波はつながらなかった。
今は、衛星Wi-Fiで諸島部までの区間はほぼつながるらしいけど、それは甲板や特等・1等客室の場合。
2等・特2等は下の方の階なので電波は入らない。
強制的にデジタルデトックスができて、嫌じゃない。
歯磨きを済ませ、メイクを落としたら就寝。
ゆっくり揺れている感覚はあるけど酔うほどでもなく、あっさりと眠りにおちた。
2025年10月18日(土)
朝4時ごろに目覚める。まだ共用部も消灯されている時間帯。
音を立てないようにそろりそろりと甲板へ。

昨夜は大宴会だった甲板もいまはひっそりとしていて。
早起きの数人と、たぶん夜通し呑み語り明かしているであろう若人のグループが1組だけ。
この時間に起きたのは、晴れていたら「ISSきぼう」が見えるかもという情報があったから。
目を凝らしてみたけど、星が見えないことからたぶん曇り空。残念でした。

しばらくすると東の空がうっすらと色を持つ
夜明けだ

雲は多いけど青空も見える。
日の出を眺めていたらすっかり朝に。
席に戻りメイクをして、朝ごはんを食べていたら、船内放送が。
最初の寄港地、大島に到着。
この船内放送の音量はかなり大きい。寝過ごさないようにという配慮なのだが、目的地が先の人も起きてしまう。
大島から2時間半ほどで、新島に到着。

いつの間にかすっかり晴れ。
東京都内よりいくぶんか温かい。ここも東京なのだけど。

快適な一夜の海の旅でした。

巨大なテトラポットがお出迎え。
さてさて、宿は予約したけど他はノープラン。
いきあたりばったり新島観光の、はじまり、はじまり。
