奈良に訪れたのは中学校の修学旅行以来だ。
修学旅行の時は奈良・京都を巡ったけど、京都の印象の方が強くて奈良のことはあまり覚えていない。
大仏が大きかったことと、奈良公園にたくさんの鹿がいたこと。
記憶に残っているのはこの2つだけなのだ。
京都は大人になってから何度か訪れたが、奈良には行かないままだった。
3月も半ばを過ぎ春めいてきたこの頃、大人になって初めての奈良へ。
2025年3月21日(金)
新幹線で京都へ、そこから電車で1時間程度で奈良に到着。
思ったより近い。
ホテルに大きな荷物を預けたら、まずは奈良公園方面へ向かう。

奈良公園って「鹿がたくさんいる大きな公園」という印象だったが、世界遺産の社寺が3つもあるのだ。もちろん鹿もたくさんいる。
最初に訪れたのは興福寺。

その中心の伽藍、中金堂。
建物は何度もの焼失を経て再建されているが、納められている仏像たちは国宝級がたくさん!
釈迦如来坐像にはじまり、持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王など。
天邪鬼と龍灯鬼も可愛らしい。
仏像は撮影禁止のところがほとんどなので写真には残せないけど、落ち着いてゆっくり拝観できてよかった。

南円堂にもサクッとお参り。
一番有名な五重塔は残念ながら修復工事中。
続いては国宝館へ。
こちらも撮影は禁止だけど、千手観音や阿修羅像に会えます。
どちらも美術の教科書で見ているけど、実物をじっくり見るのは初めて。
右・左・正面~♪とか心の中で歌いながら、どの角度から見ても美しい阿修羅像をじっくり拝ませていただきました。
興福寺の後はランチ、釜めし「志津香」さんへ。土日はかなり行列覚悟の人気店だそう。
金曜日だけど40~50分並びました。並んでいる間に注文を聞いてくれて、席に着いたらすぐに出してくれるので、そんなに待った気はしなかったかな(並ばず入店しても、注文してから炊き上げるので提供までどのみち30分くらいはかかるので)

奈良七種釜めし。海老・蟹・穴子など7種の具材が一度に楽しめる。
上品な薄味で、おこげまでしっかりいただきました。
赤出汁の味噌汁とお漬物がセット。天ぷらセットやお出汁の追加(茶漬け風にできる)もあったけど、ここはシンプルに。

奈良公園の中を歩くこと20分ほど、春日大社へ。
参道はまっすぐに伸びる大木と並んだ灯篭が綺麗。

門の前でポーズをとってくれる鹿。
神の使いなのに、映えまで提供していただけるとは、恐れ多い。

境内は梅が満開。鶯もいて、まさに春。

圧巻は回廊にずらりと並ぶ灯篭。

ひとつひとつじっくり見ると刻んである文字も美しい。

実際に灯篭に火がともされるのは行事の時なのだそうだけど、雰囲気が味わえる部屋がありました。
何千という灯篭に火を灯した様子は幻想的なんだろうなぁ。

小さいお社もたくさん。風宮神社の奉献がダイキンとか納得が過ぎる。

国宝殿を観たら(中は撮影禁止)、次へ向かいましょう。
奈良公園の東側は春日山原始林、その北側には若草山。
どちらも百人一首で出てきたような。
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも(阿倍仲麻呂)
こちらの歌でした。若草山は三笠山の別名だそう。
古文も歴史もそんなに得意ではなかったけど、知識が実体験とつながっていくのは楽しい。
本来の修学旅行の目的はこういうことなのね、と四半世紀近く経って実感。

本日最後の目的地は、東大寺。
大仏が有名だけど、まずは二月堂へ。

奈良の街が一望できる。
京都のような華やかさはないけど、歴史が感じられるしっとり落ち着いた街。
この良さが中学生には分からなかったのは仕方あるまい。

大仏殿はさすがの賑わい。
学生さんの団体や海外の方もたくさん。

大仏様と再会です。
やっぱり大きい・・感想は14歳の私と変わらず。それもまたよし。

南大門を抜けて駅の方へ向かう。
春の日差しが気持ちいい・・・・を通り超えて、歩くと軽く汗ばむくらい。

キッチンカーで思わずソフトクリームを買ってしまった。
お天気が快晴なのはありがたいが、コートいらなかったかも。
今回の宿はJR奈良駅近く。
観光地やお店の多い近鉄奈良駅からは歩いて15分くらいだけど、その分少しお安め。
旅先ではたくさん食べるから、その分歩くぜ!と気合入れて宿に向かいます。
