大分旅⑤ 初めてのスナック

昨日はあちこち梯子酒したから、今日は腰を落ち着けて飲みたいな。
あらかじめ調べておいたお店に行ってみたけど、さすがは土曜日。
軒並み、予約でいっぱいだったり満席だったり。

当てが外れて、どうしようか・・と路地裏の方へ。

お、なんかいい雰囲気。
中の様子は見えないけど、一か八かで戸を引いてみる。

オープン直後だったようで一番乗り。
「予約していないけど大丈夫ですか?」「お一人ですか?大丈夫ですよ」
やったーーー!

「酒菜 ともえ」
一杯目は大分の地酒をいただきます。

カウンターの上には大皿に盛られたお料理。どれもこれも美味しそう。

さつまいもと蓮根と鶏の甘酢炒め
ランチが軽めだったので、酔っぱらわないように少ししっかりしたおつまみをいただく。
さつまいもの甘さと、蓮根の歯ざわり、鶏の旨味がいい感じで重なり合う。
そこに地酒を含むと、お口の中が幸せになる。

もう一品は鯵の南蛮漬け。
こちらはお酢の酸味が心地よい。
南蛮漬けっていうと、彩には人参を使うイメージだったけどピーマンやパプリカもいいもんだ。むしろこっちの方がほんのりと苦みがあってお酒には合うかも。

時間がたつにつれ、店内にはほかのお客さんがどんどん入ってくる。皆さん地元の常連さんだそう。
「観光?よくここ見つけたね」「どっか温泉いった?ここもお勧めだよ」
みんな気さくに話しかけてくれる。

追加でニラ玉を頼んだら、少ししかなかったから、とポテトサラダをサービスしてくれた。
ありがとうございます!!
気が付けば2杯、3杯と盃を重ね。
お隣の紳士が、燗酒もおすすめと言って一杯ご馳走してくださった。
昨日から何度も、周りの方にごちそうになっている気がする。別府の人優しいなぁ。

お腹も落ち着いて来たし、さっきから何組か満席でお断りされているので、そろそろ出ましょう。お店の方と周りの方にお礼を言って、ごちそうさまでした。
「別府、楽しんでいってね。また来てね」
いいお店でしたーー!!

まだ21時前、もう少し飲みたいなぁ。路地をキョロキョロしながら歩く。
スナックって行ったことないけど、ちょっと興味あるんだよね。地方の方が安いっていうし、いっちょチャレンジしてみようか。
ふつうは常連さんに連れて行ってもらうものなのだろうけど、ほろ酔い加減も手伝って、こういう時の自分の思い切りの良さはなかなかだと思う。

スマホで女性一人でも入りやすそうな雰囲気のお店を調べる。
「スナック、焼酎バー」と口コミのあるお店発見。カラオケもマストじゃなさそうだし、行ってみよう。

「スナック 浮羽」これで「ふう」と読むのだそう。
路地の雑居ビルの2階、中が見えないドアに少しだけ緊張したけど、開店直後だし空いているはず。思い切って扉を開ける。

ショートカットの素敵なママと、20代半ばくらいの女性が迎えてくれた。
服装も比較的カジュアルな感じで、居心地よさそう。一口にスナックと言っても高級志向のところや、ガールズバーに近いお店もあるそうなので一安心。

「女性一人でも大丈夫ですか?」と訊くと、「もちろん!女性のお客様珍しいから大歓迎です」と応えてくれた。最初に料金システムを確認し、ハイボールをオーダーしてクールダウン。

2杯目以降は、ママさんやスタッフさんとお話しながら、お勧めの焼酎をいただくことに。

まずは泰明。
あまり東京には出回っていない銘柄だそう。ラベルの渋さとは裏腹に、飲みやすい。

続いては「為、」(ためしてん)
麦焼酎だけどちょっと癖もあって、チビチビやるのにちょうどいい。

香りがあっても大丈夫なら・・ってことで3種類目は「ぷぅ」
名前とボトルはカワイイ。芋の香りが華やか。

ラストは麦焼酎「とっぱい」。
麦イコールすっきりというイメージがあったけど、うまみが強くて口当たりが柔らかい。
日本酒の古酒のようなふくらみがあって、焼酎らしいアルコール感が最後にガツン。

麦焼酎のイメージがだいぶ変わった。
やっぱり生産の盛んな土地で飲むのがいろいろ楽しいなぁ。

途中からお店も混んできて、奥の個室では団体さんがカラオケしてたり。
カウンターの他の常連さんたちとお話したり。
スナックデビュー、めちゃくちゃ楽しかった!!
結構しっかり酔っぱらって、夜風の中を気持ちよくお散歩しながら、お宿に戻った。