福井駅前の駅ビルでお土産を購入。
昨日、RICE BARのマスターにお勧めしてもらった羽二重くるみも無事にゲット!
しかも「おまけです」って切り落とし(3切くらい入ってる!)もつけてくれた。うれしい。
帰りの電車の時間まで2時間弱。
東尋坊で海鮮は食べたけど、寒いから暖かいものを軽く食べたい。
駅前をぷらぷらしていたら、いい感じのお店が。

味処 おたん
中が見えないけど、なんだかそそる。飲ん兵衛としての勘が当たりだと言っている気がする。
本能に従って入店!
15時前後という飲食店にとってはアイドルタイムのはずの時間、店内はテーブルはほぼ満席、カウンターに空きが数席。
大学生くらいのグループや、年配の一人飲みの方々、旅行者かなと思わしき方も1,2組。
絶対いいお店ーー。この時点で勘は確信へ。

壁に下がる短冊メニュー、カウンターの大皿のおばんざい。
ザ・地元の大衆居酒屋だ。
カウンターに座り、一本義の冷と、おでんををオーダー。

きっちり正一合の徳利。突き出しはカレー風味の肉じゃが。
おでんもすぐに出てきた。
アツアツおでんと、日本酒。体が温まってくると、ここが始めてくる土地ということを忘れてしまいそうなほどのなじみやすい雰囲気。
「どちらからですか?」
しばらくしたところで、右隣のダンディーなおじさんが話しかけてきた。
店員さんとのやり取りのイントネーションで地元の人ではないと思ったそうで。
「東京からです。一人旅です。」
「いきなり日本酒とはいいね、一本義美味しいでしょ。」
「美味しいですー!福井は初めてですが、美味しいお酒多いですね」
世間話をしていたら、「へしこは食べた?」と聞かれた。
蟹や甘えびに気をとられていたけど、へしこも福井の名物だ。
まだ食べていないです。というと、日本酒に絶対合うから食べてみて!と。

御馳走していただいちゃいました。写真が一口食べた後なのはすでに酔っ払いだから。
東京で食べたことのあるへしことは違って、柔らかくて塩辛さよりうまみが強い。
「最後まで楽しんでいってー」と颯爽とお会計したおじさまに、お礼を言ってへしことお酒のマリアージュを楽しむ。お酒はすでに2本目。
旅の最後に地元の方と交流できてうれしくなった。
おでんとへしこでエンジンがかかり何かもう一品、とカウンター上のおばんざいをお願いする。メニュー名も分からないがもやしを炒めたやつ。家庭っぽいお惣菜だ。
お酒ももう1本お願いしたところで、今度は左隣のおじさんに話しかけられる。
「日本酒好きなの?」
「大好きです!」
「一本義は燗もいいよ~」
なんて会話をしてたら、それを聞いて店員さんが「今頼まれたやつ、燗にしますか?」と言ってくれた。
おじさんのお勧めに従って燗にしてみる。
そうしたら、「お勧めしたんだしそのお酒は俺に会計つけちゃって~」って、おごっていただけることに。
そして、燗も美味しい!
おじさんと世間話しながらも盃が進む。
「何時の電車なの?」と聞かれて、乗る予定の電車の時刻を伝えると、「もう1本くらい飲めるでしょ!」「いやいやいや~」なんて、酒場あるあるなやり取りを。
結局もう1本(日本酒はさすがに時間的に無理だったので、ビールの小瓶を)おごっていただき。
福井の人ってみんなめちゃくちゃ優しい!!
感動しながら、へべれけでお店を後に。
サンダーバードと、北陸新幹線を乗り継いで帰宅した。
来春、新幹線が伸展したらもっと盛り上がるんだろうな。
今回は叶わなかった東尋坊の夕日や、芦原温泉とかにも行きたいし、また行けたらいいな。

お土産の羽二重くるみ、お世辞抜きで美味しかった。
珈琲にも紅茶にも、日本茶にも合う。
賞味期限は1週間程度と短いけど、見かけたらぜひ買いたい。
お気に入りがまた一つ増えて、2023年旅納めとなりました。
